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委員会方針

総務広報委員会
委員長  川村 聡史
副委員長  楠 貴吉

 釧路青年会議所は70年以上続く歴史の中で、明るく豊かな社会の実現を目指し活動・運動を展開してきました。今後も持続可能で充実した組織としてより価値ある事業を実施し、会員の魅力ある人間形成の実現や地域社会への貢献をしていくには、新たな情報や技術を積極的に取り入れ、慣習慣例にとらわれない柔軟かつ信念を持った組織づくりと、積極的な地域との繋がりを目指した組織としての発信や伝達する力が必要であると考えます。

 まずは、組織としてより価値ある青年会議所活動を行うために、総会や理事会において資料の迅速・確実な管理・配布と事前の資料閲覧を促すアナウンスによる事前準備の円滑化や、アジェンダの明確化により理事会の重要性を共有し活発で有意義な意見交換の場を実現することで、各委員会や会議体の充実した事業の創出に貢献いたします。次に、充実した組織活動を支える取り組みに繋げるために、ホームページや電子要覧の記載内容を精査し適切に運用することで、市民や関係諸団体、先輩諸氏からの信頼感を高めます。そして、持続可能で魅力あふれる組織運営を行っていくために、新しいメディアの活用や訴求方法の研究を通し発信力の強化を進め、我々の活動・運動に対して市民や関係諸団体からの共感を得られるような内容の発信を行いLOMの取り組みを知っていただくことで、共に地域を支える入会者や協力者の増加を目指します。また、釧路青年会議所の必要性を伝えるために、これまでの広報手段を検証し委員会・会議体との連携を密にした情報交換を通し広報内容の質を高めマスメディアから発信することで、実りある広報活動を行います。

 変化の激しい時代だからこそ、釧路青年会議所が変化を恐れず新たな取り組みを続け、地域からさらに信頼される組織として認知いただけると信じ、総務広報委員会がLOMの要としての自覚を持ち活動して参りますので、ご指導ご鞭撻を何卒よろしくお願いします。

会員開発委員会
委員長 前田 佳奈枝
​副委員長 土屋 大輔

 青年会議所の事業目標は、「社会と人間の開発」とされています。私たちは、青年会議所の活動・運動の中で、地域の課題解決に向けた取り組みを実践すると同時に、青年会議所という組織における運営能力の研究と実践を通じた「指導力開発」、即ちリーダーシップの開発を求められています。リーダーシップとは、仲間への関心と思いやり、感謝の気持ちなくして培われ得ず、これらを形にして表現する行動が、組織を強化していきます。

 まずは、2024年度の新たな体制をスタートするにあたり、共に取り組むチームとしての意識を高めるために、メンバー同士が楽しみながら交流できる場を創出することで、互いにコミュニケーションを深め、これから始まる一年間の活動・運動に向けた期待感を醸成します。また、委員会・会議体を超えた釧路青年会議所という組織全体としての絆を深めるために、青年会議所の目的や意義を改めて理解するとともに、一つひとつの例会や事業に対する想いとそれを構築するに至るプロセスを知り、真摯に取り組んだメンバーを労うことで、互いの活動・運動への関心をより高め、学びの意欲と組織への参画意識を向上させます。そして、私たちがこれからも青年会議所の活動・運動に全力で取り組んでいくために、日頃より豊富な知識と経験から私たちを支えてくださっているシニアクラブの先輩諸氏、関係機関・諸団体等の皆様、また、青年会議所の活動の場へ私たちを温かく送り出してくれている家族や職場の皆様に対して、日々の感謝を伝えるとともに、活動・運動の成果を共有することで、一層のご理解とご協力を得られるよう繋げて参ります。

 組織とは「集団」ではなく「チーム」です。そしてリーダーシップの根幹にあるのは、仲間一人ひとりに対して目を向け、労苦を思いやり、感謝し敬う気持ちだと考えます。それを様々な場面で表現し、組織を磨いた先にこそ、より良い青年会議所運動があると信じています。

くしろ式観光創発委員会
委員長 五明 龍哉
​副委員長 安田 浩佑

 くしろ地域においては旅行者や長期滞在者が少しずつ増加に転じており、地域経済の発展を観光産業によって、より促進していく必要性があります。しかし、一人当たりの観光消費が伸び悩んでいる現状があり、経済的な効果を広げていく新たな方策が求められています。旅行者のニーズが急速に変化している中で、地域資源を活かしたコンテンツが生まれ続ける独自の観光構造から、観光産業の成長へと繋がる道筋を示さなければなりません。

 まずは、新たな独自の観光構造の創造に向けて必要な要素を明確化させるために、マチの地域資源を活かす方法や他地域の事例を調査し、地域特性を考慮して組み合わせることで、新たな観光構造へのビジョン達成までの道筋を導き出します。次に、独自の観光構造の必要性を示すために、観光を柱としたより大きな経済波及効果を生み出すきっかけをつくり、ビジョン達成に向けて必要な要素や道筋を共有することで、地域住民に観光構造から生まれる経済波及効果の持つ可能性を感じてもらい、期待感を醸成します。そして、くしろ地域独自の観光構造をつくりあげた先に創出される可能性を実証するために、くしろ地域独自の観光構造から発案した事業を行うことで、そこで生まれる事業がくしろ地域に与える経済的な効果を高めます。最後に、くしろ地域独自の観光構造をベースとした新たな取り組みが生まれ続ける環境を築き上げるために、事業検証で実証した観光構造の有益性を示し、そこから地域にもたらされる経済波及の可能性を発信することで、新たな観光構造をつくりあげていく重要性に共感していただき、くしろ地域住民の行動を喚起します。

 導き出した独自の観光構造を基盤とした経済発展への道筋が明確化された時、観光産業を柱としたくしろ地域の明るい未来に繋がると確信しております。1年間真摯に活動・運動に邁進して参りますので、ご指導・ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

子どもの未来創発委員会
委員長 白崎 喬大
​副委員長 藤田 源太

 教育は重要なテーマであり価値観が多様化し変化が複雑化する現代では学校のみならず産学官民が協働し多様な学習の場を子どもたちに提供できる環境がくしろ地域においても重要です。行き先不透明な時代の教育ではReflectivenessを中心においたキー・コンピテンシーの向上が求められており、こうした機会を学校と地域の協働において保証する「探究」とそれを可能とする教育環境を新たに創発し提供する必要があります。

 まずは、くしろにおける学校と地域が協働した探究学習のスタイルを追求するために、近年の研究動向や先進的な教育事例を研究者や教育関係者と共同して分析することで、これまでの学校教育の枠にとらわれない協働的で探究的な学び方としての探究学習のあり方を模索します。そして、くしろ式の探究学習の鍵となる地域の方や教育関係者と協働した学習機会を子どもたちに体験させるために、探究学習の重要性や先行事例を解説し、くしろ地域における新たな教育へのチャレンジについて発信する場を設けることで、教育関係者や地域の大人が主体的に事業へ参画する気運を醸成いたします。次に、くしろ式の探究学習の可能性を体感していただくために、子どもたちと地域の大人と研究者や教育関係者との、充実した教育環境で定期的に探究活動をすることで、協働的で探究的に学ぶ意義を実感していただきます。最後に、これまでの取り組みで得た知見や見識を波及させるために、探究学習の実践における学びのプロセスの成果や当委員会のこれまで行ってきた試みの検証を開示することで、地域にひらかれた新しい探究学習のスタイルを発信いたします。

 少子化となり子どもたちは地域や社会にとって大変貴重な宝です。学習スタイルの多様化によって多くの学びを得た宝をくしろ地域において光輝かせ社会が発展した先に、明るく豊かな未来があると確信しております。皆様のご指導のほどよろしくお願いいたします。

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